T O W A
P L U M
HANAMAKI SUIT FACTORY
- 本物の服づくりへのこだわり -
歴史
1960年代のイタリアを中心とする衣服の産業革命により、
オーダー服から既製服産業へと世界の服作りが変わりました。
その流れは、日本の紳士服業界へも影響し、1970年代、日本の服づくりは大きく変換されたのです。
大量生産されたスーツは一般庶民のものとなり、メンズファッションは大きく進歩することとなりました。
・・・そんな中、㈱東和プラム(旧プラムイワテ)の
「日本人をモデルにした服づくり」がスタートしたのです。
伝統と匠
東和プラムは、オーダー服の技術を既製服の服づくりに取り入れ、
スーパークラシコ(最上級服)を生産すべく、
1977年、日本で初めてイタリア人のモデリスト名匠オーベルダン・コスタンツォ氏を花巻のこの工場へ招き、
6年間徹底した”イタリアン クラシック テーラーリング”の精神と技術を学び、
現在も受け継がれております。
海外のモデリストが日本国内に居住し、指導した唯一の工場でもあります。
彼のポリシーは、<きれいなフォルムと着やすさ>であり、
40年経った今でもその精神と技術は、当社の前身でもある天神山の技術と共に継承され、
花巻の小さな工房として、<丁寧な服づくり>を目指しております。
スーツの本質
スーツの本質は、「着やすさ」と「美しさ」。
見えない部分、気づかない部分に秘密があるのです。
技術は嘘をつきません。
- PLUM服の特徴 -
美しさ
前端の処理
毛ぬき合わせにより、
うすくソフト・シャープな仕上がり
着やすさ
適度な肩廻りのゆとり
研究の末生み出された独自の<そら豆>形状のアームホールにより、
肩から胸にかけて美しいフォルムと
絶妙なバランスが完成
着やすさ
徹底した本鎌衿作り
ネックにフィットし重さを感じさせない仕上がりは熟練の職人技
- 品質の追求 -
伝統の毛芯縫製へのこだわり
目指すのは、テクノロジー(マシン)とハンド(人間)の融合による服づくり
<工程>
①スポンディング・・・ 生地のひずみをとり除き安定させる
②カッティング・・・ CAMと手裁断の併用
③芯据え・・・ 徹底した地の目合わせと適度なゆとり
④ハザシ・・・ 本数を増やしラペル返りを美しく
⑤前端の処理・・・ 徹底したうすさと毛ぬき合わせ
⑥AMFステッチ・・・前端から1.5mmの位置におとされる
⑦衿つけ・・・ 一枚衿
⑧袖つけ・・・ そら豆型のアームホールと適度ないせ
⑨ボタンつけ・・・ すべて手つけ
⑩プレス・・・ 本物の鎌衿処理(日本でもここだけ)
- 服づくりをさらにメークアップさせる本物の副資材 -
ボタン
水牛・ナット・貝 他
裏地
キュプラ(ベンベルグ)
毛芯
本バスを使用したフル毛芯
衿芯
本麻
プロフィール
社名 株式会社東和プラム
所在地 〒028-0114
岩手県花巻市東和町土沢1-89-1
tel. 0198-43-1181
fax. 0198-43-1182
代表者 代表取締役会長 島田 晋宏
代表取締役社長 菅谷 幹雄
設立 2002年12月10日
資本金 1650万円
従業員数 60名 (2022年現在)
アイテム <紳士、婦人>
スーツ・ジャケット・コート
既製服70% P.O30%
-新-
2002年 ㈲東和プラムを設立 (資本金300万円)
2008年 島田商事㈱グループの一員となり㈱東和プラムとなる
2013年 IACDE日本支部「3つ星認定工場」の認証獲得
2015年 日本ファッション産業協議会
「J∞Quality」認証獲得
2022年 資本金1650万円に増資
-旧-
1969年 メンズアパレル㈱天神山の製造工場 プラムイワテ㈱
として設立される
1972年 スーパークラシコの服づくりを目指し準備研究開始
1975年 工場正式稼働
1977年 イタリア人モデリスト、オーベルダン・コスタンツォ
氏を技術指導者として招く
2002年 プラムイワテ㈱解散